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越後流(頸城) 酛摺り唄
酛摺り唄とは、酒母(酛)において蒸米、麹、水を摺る作業をするに歌われる唄。
能登杜氏は石川県能登半島の先端にちかい能登町を拠点とする杜氏集団。
【歌詞抜粋】
ハー とろり とろりとイナ いまつくイナ 酛はイナ
酒につくりてイナ 江戸へだすワイ アー グルリングルリン
酒という字はイナ さんずいにへんに 酉よ 酔いがまわれば
唄い出すワイ アー グルリン グルリン
檜の半切り 櫂玉けやきで 真ん中突いて
シャンでもしょまいか オシャカシャンの シャンとこい
唄・話:天保正一
1996年7月29日収録
収録場所:能登杜氏組合会館
出典:阪田美枝著『定本 日本の酒造り唄』
図面上の文字はすべて國酒デジタルミュージアムが加筆。
出典:株式会社大林組『季刊大林No.37 灘五郷』より「灘の酒蔵・産業復原」
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