國酒の歴史と文化を楽しもう
江戸時代は、商品をすごろく形式にした広告が多く作られており、こちらは江戸で人気だった酒の銘柄のもの。右下の「ふりだし」から始まり、中央の「のし」で上がりとなる。左右の提灯に「下り酒問屋」「地廻酒問屋」と書かれていることから、江戸の酒問屋が企画・出版したものと思われ、「のし」は板元の「広幸(広岡屋幸助)」から「御子供中様」へ贈る形になっている。知っている銘柄を探してみるのも楽しい。
絵師:梅素亭玄魚出版年月:江戸時代
西宮市立郷土資料館所蔵
米醸造 精米
正宗 明治二十五年略暦
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