藤原たんかい公

  • 日本酒

歌舞伎演目の酒屋でのシーンを描いた作品。奥に酒の銘柄入りの菰(こも)で包まれた酒樽と、屋号の入った貧乏徳利が見える。貧乏徳利は、江戸時代に量り売りで買う酒を持ち帰るために使われた容器のこと。菰樽も貧乏徳利も、運搬中に商品の宣伝ができるよう銘柄や屋号が入れられていた。また、歌舞伎の演出に組み込むことで、タイアップ広告の効果もあった。

絵師:歌川豊国
出版年月:嘉永2年(1849年)

早稲田大学演劇博物館所蔵(100-2933)

  • facebook
  • twitter
  • pinterest

酒と広告の記事

ピックアップ

sake

飲酒は20歳になってから。

このページは20歳以上の方が閲覧できます。
あなたは20歳以上ですか?