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日本各地の國酒にまつわる資料館をご紹介
「鶴見」を製造する明治32年(1899年)創業の大石酒造のオンラインギャラリー。昭和10年代の焼酎ラベルや大正期の通い徳利などを蔵元による解説と共に展示している。
明治元年(1868年)創業の濱田酒造の製造する「海童」、「隠し蔵」、「だいやめ」のテレビCMを展示しているオンラインギャラリー。
神戸市域に関する歴史的・文化的な文書や資料類などを保存。公式サイトでは、「灘の酒造業」特集として、江戸時代の灘の酒造業者と藩や幕府との関係を検証する論文も掲載している。
カッパのCMにまつわる資料を公開している黄桜のオンラインギャラリー。1950年代に放送開始された懐かしのカッパCMのアーカイブもあり、視聴可能。
江戸末期創業の明利酒類の資料館。資料館の名前は、水戸藩主徳川光圀公が家来たちとの酒宴を「別春会(べっしゅんえ)」と呼んでいたことにちなむ。併設の梅酒蔵も見学可能。
嘉永2年(1849年)創業の「東力士」を醸す酒蔵が貯蔵庫として使っている洞窟を見学可能。総延長600mの地下空間は、第二次世界大戦末期に造られた戦車製造用の地下工場跡。
元禄15年(1702年)創業の「澤乃井」を醸す酒造の庭園。御岳渓谷にあり、多摩川の清流に隣接し美しい木々に囲まれた酒蔵の見学や周辺のギャラリーを巡る散策コースとしても人気。
日本酒造組合中央会の運営する情報館。酒造りに関する映像展示の他、酒蔵ツーリズムや全国各地のイベントなど、日本酒、焼酎、泡盛に関する情報を取り揃えている。
文久3 年(1863年)創業の石川酒造の史料館。歴史的資料や明治期以降の清酒ラベル、酒器等が多数展示。敷地内にある国の登録有形文化財に指定された建物6棟も見どころ。
東京農業大学の博物館。「食と農を通して、生産者と消費者、シニア世代と若い世代、農村と都市を結ぶ」ことがコンセプト。卒業生の蔵元銘酒紹介や酒器のコレクションを常設展示している。
画像提供:東京農業大学「食と農」の博物館
大蔵省醸造試験所の清酒醸造試験工場として明治37年5月に設立され、現在は国の重要文化財。明治時代の貴重な煉瓦造りで、旧ボイラー室や原料処理場、旧麹室などが見学可能。
画像提供:公益財団法人 日本醸造協会
寛延2年(1749年)創業の「秩父錦」を醸す酒蔵の資料館。等身大のマネキンで酒造りの様子を再現している他、歴史的資料や酒器等も展示している。
税に関する歴史的史料を展示している国税庁の施設。常設展示には江戸時代の酒造鑑札が含まれ、オンラインの「租税史料ライブラリー」では、江戸時代の酒税関連の資料も公開している。
明治4年(1871年)創業の鈴木酒蔵の資料館。浮世絵師の豊原国周(とよはらくにちか)が描いた1880年頃の鈴木酒造での酒造りがわかる15枚の奉納額の写真パネルが見所。
「吉乃川」を醸す天文17年(1548年)創業の酒蔵によるミュージアム。展示には映像やデジタル技術を駆使し、「酒造り体験ゲーム」も楽しめる。建物は築約100年の元倉庫で、有形文化財。
越後湯沢駅の中にある一角で、新潟県の全酒蔵の主要銘柄を取り揃えた試飲コーナーや日本酒を入れた酒風呂「湯の沢」などが人気。新潟駅と長岡駅にも同系列の施設がある。
新潟大学が県および県酒造組合と連携して2018年に設立。日本酒の原料や醸造から流通,消費,歴史文化まで網羅する世界初の学問領域「日本酒学」を研究。展示スペースもある。
明治14年(1881年)創業の菊水酒造の文化研究所。日本酒の研究開発、製造、人材育成、情報発信、交流のために設立。専門資料が揃う図書コーナーや環境に配慮した建物も見どころ。
白みりん発祥の地とされる流山市の運営する博物館。江戸中期の安永年間(1772~1781)に始まったとされる流山でのみりん製造に関する歴史的資料を常設展示している。
白みりんに関する歴史的資料などを展示した屋外ミュージアム。流山「万上」白みりんを受け継ぐ流山キッコーマン社の外壁に、現存する流山最古のみりんラベルや、ポスター等を展示している。
「男山」を醸す明治20年(1887年)創業の酒蔵が運営する資料館。江戸時代の貴重な資料や浮世絵、酒器なども展示しており、仕込みの時期には酒造りの見学も可能。
道の駅石鳥谷に近接する資料館。展示している酒造道具は酒蔵や南部杜氏から収集したもので、国指定重要有形民俗文化財を含む1500点以上におよぶ。
「一ノ蔵」を醸す酒蔵が運営する資料館。酒造り工程の模型や、酒酔いのメカニズム、酒器などのパネル展示もあり、アニメ版古事記のシアター上映は子供も楽しめる。
「初孫」を醸す明治26年(1893年)創業の酒蔵の資料館。原材料や醸造工程のパネル展示に加え、歴史ある看板や酒樽なども展示。酒造りの工程を解説した映画も上映している。
慶長2年(1597年)創業の「東光」を醸す酒蔵の資料館。建物は実際に酒造りを行っていた土蔵を改修したもの。釘を使わずに建てられた蔵元の母屋部分も見学可能で、建物自体も見どころ。
天保7年(1836年)創業の古澤酒造の資料館。建物は1917年建造で1983年まで酒造りが行われ、帳場なども再現している。
嘉永3年(1850年)創業の末廣酒造の資料館。敷地内に主屋をはじめとする登録有形文化財指定の建物が9棟あり、蔵元が住んでいた建物や宴を催した大広間なども見学可能。