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日本各地の國酒にまつわる資料館をご紹介
明治2年(1869年)創業の白金酒造のミュージアム。焼酎の製造工程や歴史に関する展示に加え、VRや蒸留体験、オリジナルラベル作りなどもできる。建物は国の登録有形文化財に指定。
明治23(1890年)創業の田苑酒造の資料館。築約240年の清酒蔵を移築した建屋内には古い民具なども展示。現役の熟成用和甕や樽内での焼酎の熟成変化が見られ、文庫コーナーもある。
「白岳」を製造する明治33年(1900年)創業の高橋酒造のミュージアム。400年の歴史を持つ球磨焼酎の歴史や文化を紹介。「白岳」の製造工程やテレビCM、ポスターなどを展示。
「霧島」を製造する大正5年創業の酒造のミュージアム。周囲は「観る・知る・くつろぐ・味わう」をテーマとするFactory Garden として整備され、芋焼酎工場や創業時の社屋の見学も可能。
画像提供:霧島酒造株式会社
明治33年(1900年)創業の玄海酒造の資料館。壱岐焼酎500年の歴史、壱岐の麦焼酎の製造工程や資料などを展示。
「伊佐錦」を製造する大口酒造の施設。工場見学と合わせて映像などを展示。伊佐市の郡山八幡神社で発見された国内最古の「焼酎」の記述がある柱貫のレプリカが見どころ。
昭和6年(1931年)創業の種麹屋、河内源一郎商店の運営するテーマパーク。麹の歴史が学べる展示や、焼酎工場の見学が可能。
「さつま白波」を製造する昭和11年(1936年)創業の薩摩酒造が運営する焼酎蔵兼資料館。明治時代から続く焼酎蔵の中で昔ながらの焼酎造りが見学できる他、展望台からは枕崎市内を一望できる。
日本酒「福鶴」やじゃがいも焼酎「じゃがたらお春」などを製造する、元禄元年(1688年)創業の福田酒造の博物館。会所部屋の様子や平戸藩主滞在時の道具なども展示している。工場見学も可能。
屋久島にある明治5年(1872年)の創業の本坊酒造が屋久島に有する焼酎蔵。世界自然遺産に登録された大自然に囲まれ、1887年から使っている古甕などで仕込む伝統的な焼酎造りを見学できる。
本坊酒造2代目の本坊常吉氏が暮らした邸宅を改装したショップ・カフェ。1933年に建造された伝統的な木造建築家屋で、庭園を眺めながら本坊酒造の焼酎やウイスキーを味わえる。
「いいちこ」を製造する昭和33年(1958年)創業の三和酒類の日田蒸溜所。工場や貯蔵庫の見学ができる。敷地内には芝生公園や散策路が整備され、季節ごとの自然を楽しめる。
「れんと」を製造する奄美大島開運酒造の宇検村工場。貯蔵室にクラッシック音楽を流して熟成させる「音響熟成」の見学や、季節によってサトウキビ刈り体験やキビジュースの試飲も行なっている。
「そば雲海」「木挽BLUE」を製造する雲海酒造の見学施設。敷地内には、焼酎、清酒の造り蔵のほか、量り売りなどの酒類売店や食事処が揃う観光施設「蔵元 綾 酒泉の杜」がある。
明治元年(1868年)創業の濱田酒造の焼酎蔵。木桶蒸留器などを用いて再現した創業当時の焼酎作りを見学できる。昔の道具を展示するミュージアムコーナーもあり。
串木野金山の坑道を利用した焼酎蔵。坑道内で昔ながらの焼酎造りや貯蔵・熟成が見学でき、金山の歴史資料なども展示している。運営は明治元年(1868年)創業の濱田酒造。
昭和24年(1949年)創業の忠孝酒造の酒蔵見学施設。泡盛の歴史などの紹介に加え、敷地内にある古酒の貯蔵庫や忠孝窯で琉球城焼の甕の製造工程なども見学可能。
明治16年(1883年)創業のまさひろ酒造の資料館。泡盛の歴史や製造工程、種類の違いについて学べる他、古いものや珍しいものなど数々の泡盛のコレクションを展示している。
「琉球王朝」を製造する昭和23年(1948年)創業の多良川の酒蔵見学。泡盛製造工程のビデオ上映に加え、長期熟成用に使われている洞窟貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」も見所。
日本酒「薫長」や麦焼酎「薫露」を製造する酒蔵の資料館。展示に加え、1826年建造の酒造の2階にあるため、立派な梁などが間近に見られる。
明治元年(1868年)から昭和40年代まで操業していた木下酒造の資料館。展示している「肥前佐賀の酒造用具」は国の重要有形民俗文化財に指定されている。